こんにちは。ゲーミングデバイス大好きタオルまるです。
今回はゲーミングキーボードの初心者向けとよく言われる「茶軸」は実は初心者向けではない理由を紹介する記事になっています。
今回の記事を見るべき人。
- ゲーミングキーボードを購入予定の人
- 「茶軸」に興味がある人
- そもそも「茶軸」ってなにって思っている人
そんな人におすすめな記事になっています。筆者はブログ以外にもTwitterやYouTubeでもゲーミングデバイスのレビューや情報を紹介しています。
YouTubeでも今回紹介する「茶軸」が初心者におすすめできない理由動画を出しているのでよかったらチェックしてみてください。
茶軸を簡単に紹介
「茶軸」とはゲーミングキーボード(メカニカルキーボード)のキースイッチの種類のことでキーボードのパーツの中で一番大事なところで、使用感や打鍵音にかなり影響する部分です。
キースイッチで有名なものは[クリック感のない赤軸][カチカチとクリック感のある青軸][赤軸と青軸の中間くらいとよく言われる茶軸][ゲーム特化で高速動作が可能な銀軸]この4つが有名な軸の種類です。
「茶軸」のキースイッチは「青軸」よりは静かで「赤軸」よりはクリック感があるといわれています。「青軸」のようにカチカチというクリック感はありませんが、ゴリっとこすれるような独特なクリック感があり、初心者向けのバランスがいいキーボードといわれています。
しかし、筆者は茶軸は素晴らしい使い心地のキーボードだとは思いますが、初心者向けではないと思っています。その理由を今回は紹介していきます。
キースイッチはキーボードのタイピング感やゲーム時の勝率にも影響するので慎重に選びましょう。
茶軸が初心者向けではない理由
「茶軸」は初心者向けとよく言われていますが、筆者は初心者には向かないと思っています。
押加圧が重い
押加圧とはキーを押す力のことで、「茶軸」の押加圧は「青軸」よりは少し軽いもしくは「青軸」と同じくらいの押加圧で60ℊほどです。「赤軸(45ℊ)」と比べるとキーを押す力が重く手が疲れやすいです。
数字で言われてもよくわからないし、お店で少し触っても重さの違いは分かりませんが、数十分、数時間ゲームや作業をしているとかなり手が疲れてきます。
長時間のゲームや作業にはあまりおすすめできません。
値段が安いものはいまいち
これはキーボードの個体差もあるかもしれませんが、「茶軸」のキーボードの値段の安価なものは精度が悪いです。
具体的に言うと以前購入したE元素(3899円)のメカニカルキーボードですが、キーごとのクリック感が違い押しにくいキーがあります。初期不良だとクレームを言うほどではないけど少し気になります。
おそらく「赤軸」でも「青軸」でもキーボードの精度が悪いものはあって、押し心地のムラはあると思いますが、「茶軸」のキーボードは他のキーボードより押し心地的に気づきやすいキーボードなのだと思います。
1万円以上する有名メーカーの茶軸(タクタイル軸)のキーボードを購入すれば問題はないと思いますが、やはり値段が高いので初心者向けではないかな。と思います。
底打ちの金属音がする
これも個体差があるのでしょうが、「茶軸」のキーボードは底打ちの金属音が発生する個体が多いです。
現在所有している4つの「タクタイル軸」のキーボードでは、LogicoolのG813だけが金属音がなく快適に使用できます。他の三つの茶軸のキーボードはすべて金属音が鳴ります。
金属音が苦手な人は要注意です。(他の軸も金属音は発生します)
中途半端
「赤軸」のクリック感のない打鍵感と「青軸」のカチカチとしたクリック感の中間くらいのキーボードでバランスがいいとよく言われていますが、悪く言えば中途半端なキースイッチです。
クリック感が欲しければカチカチと気持ちがいい「青軸」がいいし、「青軸」がうるさいから静かなキーボードが欲しいと言われたら「赤軸」のキーボードをおすすめします。
そもそも「茶軸」のキースイッチは中間とよく言われますが、「赤軸」にかすかにクリック感を付けた感じのキースイッチで「青軸」よりは「赤軸」に近いイメージです。人によっては「赤軸」と「茶軸」の違いが判らないという人もいます。
さすがに分かるでしょ!とは思うのですが、違いがわからないのなら疲れにくくて「茶軸」より静かな「赤軸」の方がおすすめできるかなぁと思ってしまいます。
結局、音はうるさい
「茶軸」のキーボードは良く静音のキースイッチといわれることが多いのですが、普通にタイピングの音はうるさく、ボイスチャットやzoomにも音が入りやすいです。
ちなみに「茶軸」が静音とよく言われるのは「青軸」と比ベるからだと思います。「青軸」はクリック音が大きくキーボードの中でも特にタイピング音がうるさいキースイッチですが、それと比べてクリック感があるのに静かな音で使用できるということでキーボード全体の中では全然静音のキーボードではないです。
静音という言葉を信じて茶軸を買うとあれ?っとなってしまうと思います。
茶軸のキースイッチの魅力
上記の理由が「茶軸」を初心者におすすめできない理由ですが、「茶軸」はダメなキースイッチというわけではなくただ癖が強いだけで魅力的な部分も多くあるキースイッチです。
今度は「茶軸」のキースイッチの魅力も紹介していきます。
打鍵感が気持ちがいい
「茶軸」のキースイッチは」タクタイル軸」といってこすれるような独特なクリック感があります。この打鍵感は気持ちが良くてずっとタイピングをしていたくなります。
「赤軸」と違いクリック感があってキーを押している感があるのでタイピングのミスタイプも減ります。
青軸ほどはうるさくない
クリック感があるゲーミングキーボードが欲しい場合はほとんどの人が「青軸」を思い浮かべると思います。しかし「青軸」はカチカチと気持ちがいいクリック感は魅力ですが、普段使いにはどうしても騒音問題が気になります。
ゲームのボイスチャット中や仕事の作業中、zoomなどでかなり他の人に迷惑が掛かります。
その点「茶軸」はクリック感はあるけど、「青軸」ほどはうるさくないのでボイスチャットや職場にも場合によっては問題なく使用できるキーボードです。
まあ、結局キースイッチは好みです
「青軸はやめとけ」とか「茶軸は初心者に向いてない」とか言ってますが、筆者はどちらのキースイッチも複数台所有していて気に入って使っています。
結局どの軸もメリット、デメリットがあるのでよく理解して使うと最高のデバイスライフが過ごせると思います。
筆者が持っている茶軸のゲーミングキーボードの紹介
それでは、筆者が実際に購入して使用しているお気に入りの「茶軸」のゲーミングキーボードを紹介していきます。
現在所有している「茶軸」のキーボードは全部で4台あります。
E元素メカニカルキーボード
E元素という中国製の激安ゲーミングデバイスメーカーです。
ここ最近ゲーミングキーボードでもネットを中心にかなり評価が高い格安メーカーです。筆者はこのE元素のキーボードは全部で三つ所有していて「赤軸」、「茶軸」、「青軸」の三つのキースイッチを購入しました。
筆者的には個体差もあるのかもしれませんが、キーごとの打鍵感の違いが目に付くので「茶軸」の評価は低いですが、(赤軸、青軸は問題なかったです)筆者の次男はE元素の「茶軸」を使ってゲームしていますが、問題なく使えるそうなので筆者が敏感になりすぎている可能性もあります。
値段は3899円と4799円の2種類ありますがライティングの違いだけなのでライティングにこだわりがない人は3899円をおすすめします。
RAZER Blackwidow Lite(オレンジ軸)
RAZER人気のBlackwidow Liteの「オレンジ軸」はRAZER独自のキースイッチでいわゆる「茶軸」に似ているキースイッチです。値段は9980円と先ほどのE元素と比べて高いですが、品質も安定していますし、有名メーカーならではの保証が2年付いているので故障にもきちんと対応してくれる安心感があります。
RAZERってかっこいいし個人的には一番大好きなメーカーです。
Logicool G PRO(タクタイル軸)
LogicoolのG PROは現行モデル、GPro Xの前のモデルです。Gproは製造中止になっているので現行のデバイスのリンクを貼っておきます。
Logicoolは人気のゲーミングデバイスメーカーで、特にGproシリーズはプロゲーマーのために作られたシリーズでかなり高い品質で人気のシリーズです。
フォートナイトのプロゲーマーのネフライトさんもGPRO Xでプレイしています。
Logicool G813(タクタイル軸)
またまたLogicoolですが、G813は人気の薄型キーボードG913の有線タイプのキーボードです。
最初はロープロファイル(薄型)のメリットは感じれなかったんですが、使い慣れていくうちにタイピングの気持ちよさにハマって現在もメインで使うことが多いキーボードです。
G813はTKLモデルがなくてフルサイズしかないのでかなりデスクを占領するのですが、打鍵感の気持ちよさは本当にたまりません。
Logicoolはええキーボードつくりはったなぁ。と感心するレベルのクオリティなので使用用途がタイピング要素が多めの人にはかなりおすすめしたいゲーミングキーボードです。
茶軸は初心者向けではない結論
いかがでしたでしょうか?筆者の評価をまとめると、「茶軸」は初心者にとりあえずおすすめするタイプのキーボードではなくて、打鍵感が重いとか、静音じゃないとか、色々癖もあるけど、ハマると最高の打鍵感が使用者を魅了してくれるキーボードだと思っています。
ぶっちゃけプロゲーマとかはあんまり「茶軸」を使っているって人は聞いたことはないですが、、、
最後まで見てくれてありがとうございました。筆者はブログの他にもYouTubeでゲーミングデバイスの特にゲーミングキーボードのレビューやお得情報を紹介しているので興味があればぜひチェックしてみてください。
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